2024年3月2日(土)、本学にて「令和5年度わかやま子ども学総合研究センター公開研究集会」がおこなわれました。当日は約100名の方にご参加いただき、「わかやまの子どもの現状と課題について考える ~子ども理解に根ざした創造的教育支援の在り方を探る~」をテーマに、活発な意見交換等がおこなわれました。
≪わかやま子ども学総合研究センター長 大橋 功 和歌山信愛大学教授コメント≫
学校教育の中だけでなく地域社会における子ども支援についてもさまざまな課題を共有し、その解決策が模索されました。また、特別支援の観点から子どもの多様性に応じた子どもへの支援、さらには近年注目される創造性教育について真剣に討議されました。県内はもとより、近畿各地から百名を超える参加者があり、活気のある研究集会となりました。
≪第3分科会座長 原 康行 和歌山信愛大学准教授コメント≫
第3分科会は、話題提供者として、みなべ町立高城保育所の米澤栄子所長、同保育所の熊代和美主任保育士、同教育委員会教育学習課藤井雅代副課長、助言者として、和歌山県教育庁学校教育局義務教育課企画調整班の森脇志帆副課長が参加しました。
支援が必要な子どもだけでなく、すべての子どもが主体的に活動し学びを深める保育の実践発表をされました。その発表をもとに保育を支える園長や行政の役割について議論が深められ、とても有意義な時間でした。