2024年1月13日(土)、原 康行准教授が、和歌山県有田市において、市立保育所に勤務する保育士を対象に、「特別な支援をきっかけに、すべての子どもが主体的に活動し、成長する保育」と題し講演を行いました。全国の9割の保育所に、いわゆる「気になる子」が在籍します。その「気になる子」だけを対象に支援をするのではなく、すべての子どもが「わかりやすく」「めいっぱい活動できる」保育を行うことがまず重要であること、そうすることにより、いわゆる「気になる子」への支援も明確になり、効果的に実施できることについて解説されました。後半は、参加者と共に、具体的な保育改善と実際の支援方法について議論しました。