地域防災教育論：国崎信江氏によるオンライン講義を実施

　2024年11月19日(火)、本学3年生が受講する「地域防災教育論」にて、国崎信江氏（内閣府「防災スペシャリスト養成企画検討会」委員、「防災教育チャレンジプラン実行委員会」実行委員、株式会社危機管理教育研究所代表）によるオンライン講義が行われました。
　国崎氏は、国・自治体の防災関連の委員として防災教育にアドバイスをされており、NHKをはじめ多数のメディアにご出演されています。2024年1月の能登半島地震の被災者支援にもご尽力される国崎氏より、「過去の震災を教訓として園の災害対応力を強化するために必要な対策とは」をテーマに、幼稚園・保育園で起きる被害と対応や、学校での被害と避難所運営等について具体的に学びました。
　講義を受講し、保育士を目指す学生は、「これまで、園にいる時に災害が起きたらということばかり考えていたが、その後の園の運営のことも考えなければいけないということを学んだ。園にいる子どもたちへの対応以外にも、建物の被害や食事等のライフラインのことも考えていきたい」と述べていました。
　テレビ取材の合間のお忙しい時間にも関わらず、教員・保育士を目指す学生が多い本学の教育のため、ご講義をしてくださった国崎信江先生ありがとうございました。来週からは、和歌山県・和歌山市等とも連携しながら、防災について学んでいきます。地域、全国の皆さまのご協力により、実践的な教育ができています。改めて感謝申し上げます。