西本征(いく)央(お)医学博士は1955年和歌山市に生まれ。東京大学大学医学部、ハーバード大学医学部、慶応大学医学部と進まれ、認知症の因子ヒューマニンを発見された。しかし、その薬理研究の途中、2003年亡くなられた。西本先生は薬理研究とともに、多くの医学者を育てることに尽力された。先生の追悼集の中では「人間の生きた証は、物質的なものや形式的な権威や業績に存在せず、その中の存在する魂にある」と書かれている。そんな和歌山が生んだ天才医学博士西本征(いく)央(お)先生の生涯を学び、医学や教育、認知症などについて多くの学びを得ようとするコンソーシアムわかやま学講座。
クロストークでは、本学の森下 順子准教授が登壇します。ご興味がある方は、ぜひご参加ください。